2017世界男子ハンドボール選手権大会における出場選手の
身長と得点について
大西武三
Ａゾーンの選手について
下の図は、Ａゾーン11名のプロフィールを示している。グラフはシュートの種類を表している。グラフ下のラベルは赤字で示したとおりである。全競技者335名でもっとも得点をとったプレーヤーから11名を選出している。並びの順番はシュート成功率の高いものからである。その身長は統計的に見て、5段階評価で３に属し、182ｃｍ〜198cmの間にある。
このくらいの身長が形態的観点からもっとも得点がとりやすいと考えられる。
ポジションではサイドから4人、センターバックから3人、ライトバックから2人、レフトバック、ポストから1人である。
ポジションにもよるが、サイドでも190ｃｍを越える選手が活躍していることが分かる。
シュート成功率は、ポジション、シュート内容にもよるが、上位3人は高く、その中でもＳＷＥ９やＮＯＲ19はサイドながら多くの得点をあげ、シュート成功率が高いのは特筆される。 